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墨入りタクシーゆる~く営業中

とある地方都市のタクシードライバーの日々の雑感

新年もゆる~くやります

さて、2013年も無事故で無事に越す事が出来まして、新年が始まりました。年一番の繁忙期の12月は期待通り忙しく、普段はゆるく仕事している墨入りタクシーも頑張って仕事しました。目標だった売り上げ5位以内(100人中)はギリで達成出来なかったものの、金額的には目標額をクリアする事が出来、秋に買い換えた自家用車のカイゾー費も無事に捻出する事が出来そうです。春には単車の車検もあるし、年始も頑張って稼がないとなあ。

年末年始のシフトは、月に2回ある連勤と重なり、仕事納めが31日、仕事始めが元旦という地獄のシフトで、1日の朝早くから仕事のバディのプリウスの運転席に乗ってました。年末年始の僕のシフト表を見た、本っ当におかしい時しか笑わない嫁に「あんた大晦日と元旦仕事じゃん」と楽しそうにぐへへと笑われました。元旦はやはり仕事を休む人も多くてタクシーの数が少なく(ウチの会社も2/3のクルマが休んでた)、一日中忙しいから休みたくないのよね。紅白観ながらワイン飲みすぎて若干だるかったけど、新年の初めに相応しく頑張って仕事しましたよ。

前回のエントリで、クリスマスの喧騒が苦手だって書いたけど、僕は年越しの時期は嫌いじゃない。というかむしろ好き。これも昔から。一年に一度くらい、その一年を振り返り、来るべき一年に想いを馳せる日があってもいい。何がめでたいのかわかんないけど、会う人会う人とおめでとうございますって言葉を掛け合うのもいいし、今年一年よろしくお願いしますって言い合えるのもいい。たまにこういう区切りがないと、日々の生活ってただ淡々と過ぎて行くからね。

若い頃は友達と一晩中遊んでた。夜の10時頃に三々五々集まって、日付が変わる時に消される街中の街路樹に飾られたイルミネーションの消灯式をダベりながら待つ。カウントダウンと共にイルミネーションの灯りが消されると、集まったたくさんのクルマが一斉にぱーってクラクション鳴らしてね。みんなテンション上がってるからアンコールしたりしてさ。

その後は海岸に行って焚き火しながら初日の出を待つ。まあ綺麗な初日の出なんか見れた試しがないんだけど、寒い中一晩中遊んでたなあ。

結婚してからは、すぐに長男が産まれた事もあって、友達と遊び歩く事もなくなったんだけど、大晦日の夜から実家で紅白観ながら大酒飲んで。二日酔いで起きた元旦の朝に食った、お袋が作ってくれた薄味の雑煮が旨くてね。まだ小さかった子供達抱いて初詣行ったりして。それはそれでのんびりしてていい正月だった。

年の瀬の忙しなさと違うこの居心地の良さは、きっと新しい何かが始まるという期待感が大きいのかな、と思う。僕個人的な思いだけど。今年はどんな年になるんだろう。年が明けたからと言って自分の周りの世界が劇的に変わるなんてあり得ない事くらい、43年も生きていれば分かっているし、むしろいつもと変わらない淡々とした日常が続いて行くんだろうなあというのも想像出来てしまうんだけど、幾つになってもやっぱり人生には期待していたいから。今年は去年よりもいい年にしたいなあって思う2014年の年明けです。

話にオチがないのでYouTube動画に〆てもらいます。アメリカ・ボストン出身のピクシーズってバンドが1989年にリリースしたセカンドアルバム「Doolittle」の一曲目。このアルバム、今日久々に聴いたらすげー良かった。パワーコード全開のざくっとしたギター、手数の多いドラム、キュートなコーラス。25年経った今聴いても素晴らしい。このバンドがいなかったら、90年代のオルタナティヴ/グランジムーブメントは全然違ったものになっていたかも知れないな。新年の幕開けにふさわしい爽快な一曲です。PVもかっけー。



Pixies - Debaser